ラッキーズについて
概要
チーム名 |
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代表者 |
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チームメンバー |
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コーチ陣 |
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主な練習場所 |
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ラッキーズの理念
世田谷ラッキーズは小学生の野球指導を通じて「礼儀」とりわけ「挨拶と返事」(「挨拶」には「お礼を言う」ことも含む)が実践できる少年を育成することに重きをおいています。
チームの勝利を目指すより前に、まず「挨拶と返事」を中心とした、礼儀正しい態度を実践できることが大切、と考えています。
さらに、練習をするグランドに対する感謝、サポートしてくださる親御さんへの感謝、試合をしてくれる相手に対する感謝。こうした一つひとつに感謝できる礼儀正しい子ども達を育てたい。そして、この子どもたちと共に勝利を目指したい。
これが世田谷ラッキーズの理念です。
世田谷ラッキーズはボランティアで成り立っているチームです。指導者は原則として報酬を受け取りません。親御さんと指導者が協力して子供達の健全な育成を目指します。
練習方針
クラス別(A・B・C)別に練習を行います。
最も大事にしていることは、選手達が卒業後、中学に進んでも野球を続けてくれることです。
選手ひとり一人が、「技術力の向上」や「仲間との信頼関係づくり」を通じて野球は楽しいものだと感じることを目指しています。
このために重視しているのが「声を出す」ということ。
選手が大きな声でコミュニケーションを取りながらお互いの元気を確認し、よりよいプレーとは何かを一人ひとりが考え、共有する機会を創出していきます。
練習メニューは子供達のレベルに合わせて以下の3つの狙いを臨機応変に組み合わせます。
(1)「基本的な技術力」の向上
キャッチボールや走塁、バッティングなどの個人技術を反復トレーニングします。
(2)「対話力」の向上
子供達同士が自ら考え話し合う機会を創出し、選手間が信頼し合う関係づくりをします。
選手ひとり一人が自分の考えを主張し、周囲はそれを真剣に聴く。そして全てのメンバーが話せるように配慮する。そんな3原則を実践しながらお互いを知り合うことに取り組みます。
(3)「応用力」の向上
野球は頭のゲームです。「基本的な技術力」と「対話力」を使った、いわゆる「野球」にチャレンジします。中継プレー、ランダウンプレーといった選手間の連携について、「どのようにすると最適な結果を得られるのか」「このプレーの狙いは何だろう」を考えながら実践し教えていきます。
歴史・沿革
ラッキーズは昭和53年(1978年)に創部した少年野球チームです。創部者は桑原拓也。昭和50年頃は、各地域に少年野球チームが広がりを見せた時期で、創部者の桑原は当時、自らの長男を含む地域の子供達を集めて公園で野球を教えていました。その子供達の親御さんの一人が改めてチームにすることを提案し、その事務的作業を引き受けてくれたことが、世田谷ラッキーズ誕生のキッカケでした。
その後、多くの子供達がこのチームで野球を通じて礼儀を覚え、中学野球に旅立っていきましたが、発足当時はこんなに長くチームが続いていくとは想像もしませんでした。この間に子供達との交流を元に、子供達が卒業しても指導に当たってくれる方にも恵まれ、現在までチーム運営を続けることができています。
ユニホーム・エンブレム
スカイブルーの上下に黄色のロゴ。
紺と黄色の帽子が世田谷ラッキーズのトレードマークです。
主な練習場所
活動内容は毎週、土曜と日曜、祝日です。
場所は桜町小学校の校庭を毎週使用しています、そのほかに公園などの外部施設を使用する機会の方が多くなっています。
外部施設の主たるものは以下の通りです。
二子玉川緑地グランド
砧公園グランド
駒沢公園グランド
玉堤グランド
野毛公園グランド
都立深沢高校グランド
など
外部施設はそれぞれの施設に利用申し込みをして確保します。申し込みは原則として選手の父母で構成する「世田谷ラッキーズ母の会」が実施しています。
登録試合(所属リーグ・団体)
リーグ戦
世田谷リーグ(春季・秋季)
玉川親睦リーグ(通年)
トーナメント戦
世田谷区軟式野球連盟大会
自衛隊三宿駐屯地指令杯(要予選通過)
NHK技研杯(春から夏にかけて)
玉川地区防犯大会(春から夏にかけて)
野球以外の参加
上野毛地区新春マラソン大会
玉川地区自転車技術競技会
最近の戦績
17年度
野球以外成績
上野毛地区新春マラソン大会 6年生の部優勝、5年生の部2位、4年生の部8位、3年生の部2位
16年度
Aクラス(6年生以下)
(トーナメント戦)
東京都知事杯 世田谷区予選3回戦進出
全日本学童軟式野球大会世田谷区予選 ベスト8
玉川地区少年野球大会(防犯大会) 準優勝
世田谷区少年野球連盟秋季大会 ベスト8
(リーグ戦)
世田谷リーグ春季大会 第3位(3勝2敗1分け)
玉川親睦リーグ 第3位(7勝2敗)
Bクラス(5年生以下)
(リーグ戦)
世田谷リーグ春季大会 第3位(1勝2敗)
世田谷リーグ秋季大会 第3位(2勝3敗)
※自衛隊杯出場決定です
(トーナメント戦)
玉川地区少年野球大会(防犯大会)第3位
Cクラス(4年生以下)
(リーグ戦)
世田谷リーグ秋季 3位(1勝2敗1分け)
野球以外成績
上野毛地区新春マラソン大会 5年生の部優勝、3年生の部8位
15年度
Cクラス(4年生以下)
(リーグ戦)
世田谷リーグ秋季 準優勝(3勝1敗)
玉川親睦リーグ 第4位
世田谷リーグ春期
世田谷リーグ秋期
防犯大会
NHK大会
自衛隊三宿杯
玉川親睦リーグ 優勝(全勝)
世田谷リーグ春期 優勝
世田谷リーグ秋期 優勝 ※来春の自衛隊大会出場権獲得
防犯大会 第3位
世田谷リーグ秋期 第4位
玉川地区自転車競技会
上野毛地区新春マラソン大会、入賞者 なし
玉川親睦リーグ優勝(11勝1敗)
世田谷リーグ春期 準優勝(5勝2敗)
世田谷リーグ秋期 優勝(6勝1敗)
自衛隊三宿駐屯地司令杯 (優勝)
防犯大会 準優勝(決勝戦敗退)
NHK大会 (初戦敗退)
玉川親睦リーグ(1勝5敗)
世田谷リーグ春期(1勝4敗)
世田谷リーグ秋期(1勝4敗)※来春の自衛隊大会出場権獲得を逃す
防犯大会 (1回戦敗退)
世田谷リーグ秋期 (1勝5敗)
玉川親睦リーグ
世田谷リーグ春期
世田谷リーグ秋期
防犯大会
NHK大会
自衛隊三宿駐屯地司令杯
玉川親睦リーグ
世田谷リーグ春期
世田谷リーグ秋期
防犯大会
玉川親睦リーグ
世田谷リーグ春期
世田谷リーグ秋期
- 稲富神社参拝 鏡開き
- 新春マラソン大会
- 自衛隊大会
- 自転車安全競技大会
- 野球体験教室
- 玉川親睦リーグ開幕
- 世田谷リーグ春季開幕
- NHK大会開幕
- 野球体験教室
- 防犯大会開幕
- 世田谷リーグ秋季開幕
- 四地区オールスター戦
- 合宿
- 親子ソフトボール大会
- 納会
野球以外成績
玉川地区自転車技術競技会 準優勝
13年度
Aクラス
(リーグ戦)
(トーナメント戦)
Bクラス
(リーグ戦)
(トーナメント戦)
Cクラス
(リーグ戦)
(野球以外の試合)
11年度
Aクラス
(リーグ戦)
(トーナメント戦)
Bクラス
(リーグ戦)
(トーナメント戦)
Cクラス
(リーグ戦)
12年度
Aクラス
(リーグ戦)
(トーナメント戦)
Bクラス
(リーグ戦)
(トーナメント戦)
Cクラス
(リーグ戦)
年間行事
月 | 公式戦 | イベント |
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1月 |
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2月 |
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3月 |
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4月 | ||
5月 | ||
6月 | ||
7月 | ||
8月 |
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9月 | ||
10月 | ||
11月 | ||
12月 |
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指導者紹介
指導者メッセージ:世田谷ラッキーズ シニアディレクター 高久 勉
僕が世田谷ラッキーズに携わるようになったのは、29年前二人の息子が入部したのがきっかけでした。コーチ、マネージャー、そして助監督としてお手伝いするようになり、今ではすっかり僕の生活の一部に成っています。 これまでの経験をふまえ、一貫して指導している事は、野球の技術面を向上させるのは当然の事ですが、それ以前に基本的生活習慣にも特に力を入れています。
例えば、挨拶、返事に加え野球の道具を大切にする事、すなわちいつでも道具が使えるようにしっかりと手入れしておく事等が、素晴らしいプレーにつながったり、又物を大事にすることにもつながるのではないかと。
これからも子どもたちの為に、いや自分のためかも知れませんが世田谷ラッキーズで野球を続けていきたいと思っています。
チーム創設者挨拶:世田谷ラッキーズ 代表 桑原拓也
皆さんこんにちは。世田谷ラッキーズ(以下、ラッキーズ)創設者の一人である桑原です。
私達のラッキーズは今年(2013年)で創部35年目を迎えています。結成当時はチーム創りに必死で、いつまでこのチームを続けていくのかといった将来のことは考えていませんでした。今、振り返って「こんなに永く続くとは・・・」という思っているのが正直なところです。それでも私達はこの地域の各ライバルチームはもとより、世田谷を中心とする地域社会の皆様に愛されるチームでありたいと思って日々活動をしてきました。
さて、ラッキーズには結成以来、変えることなく貫いてきた理念があります。それは、「礼儀正しい、とりわけ『挨拶と返事』のできる子供達を育成する」ということです。
「野球が上手くなくてもいい。でも野球を通じて挨拶と返事がしっかりできる子になってラッキーズを卒業して欲しい。」結成以来、常にそう思って指導に取り組んでいます。これは、ラッキーズが野球塾ではないことを明確にしているものです。私達の活動は、ラッキーズが「心身共に健全な大人を育成する社会の一部を担いたい」という基本的な考えに基づいています。卒業生が、中学、高校を経て近い将来、社会に出ていった時、挨拶と返事がしっかりできれば、世の中の役に立つ人材になるための機会に恵まれるに違いない。そう考えています。そのために、部員達が「挨拶と返事ができる子になって卒業する」ということは、ラッキーズにとって厳然たる理念として普遍的なものとなっています。したがって、このことについては時間、機会を割いてしっかりと指導をしているつもりです。
その甲斐があってか、「野球部の子達はいつも礼儀正しく挨拶をしてくれるんですよ。」「礼儀を鍛えてもらうなら野球部がいいらしいですよ」という声が小学校の保護者の皆様からしばしば寄せられます。こうした声は私達の喜びであり、大きな励みになっています。
もう一つ、大事にしていることがあります。
部員の保護者から集める部費は、「子供達のために大切に使う」ということです。
一般に、お金がたくさんあれば、たくさん使う習慣がついてしまい、気付かぬうちにムダ使いをしてしまう・・・ということがあります。こうしたことを未然に防ぐため、創部以来部費は月額2千円を貫いてきました。しかし、諸経費の増加により今年(2010年)から500円値上げし2500円としました。これには少し残念な気持ちが残りますが、「部費を子供達のために大切に使う」という姿勢を今後も貫いていくことに変わりはありません。
こうした考え方のもと、ラッキーズには他にもいくつかの特徴がありますのでご紹介しておきます。
ラッキーズは桜町小学校の指導に足並みを揃えて運営しています。
具体的には、桜町小学校の運動会が土曜日に設定されれば、その日は練習や試合を行いません。また、インフルエンザ等で学級閉鎖などが起これば、そのクラスの子供達は練習や試合に参加しません。
同様に部員はラッキーズの活動に自転車で参加することを認めていません。集合場所や、練習場所まで、あるいはその帰り道に自転車は使いません。これも子供達の安全確保を第一とする桜町小学校の指導に足並みを揃えて運営をしているからです。この結果かどうか、ラッキーズは結成当時から桜町小学校の児童(1〜6年生)が大半で、他校の児童は数名というメンバー構成になっています。もちろん他校の児童も大歓迎です。
また、ラッキーズには全部で13章24条41項からなる規約があります。ラッキーズの指導者及び部員、保護者はこれを尊重し遵守することとしています。(内容は別添)こうした規約によって指導者や部員・保護者がチームの運営方針を共有していることは、34年(2010年現在)という永きに渡ってチームが存続できている一つの理由かもしれません。
最後に・・・
今後も子供達と共に、各ライバルチームを始め、世田谷を中心とする地域社会の皆様に愛されるチームづくりを目指して頑張るつもりです。今後も、関係する全ての皆様の暖かいご理解とご支援をいただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。
追伸
上述のように、ラッキーズの子供達はチーム行事に自転車で参加することがありません。そんな我がラッキーズの子供達が、最近、玉川警察署が主催する自転車安全運転協議会において、2年連続で優勝するという快挙を達成しました。私達が頑張って指導している野球の大会では優勝せず、指導者が全く指導していないところで優勝して帰ってくる。こんなことに代表される「意外性」が子供達の面白さです。
私は、そんなラッキーズの子供達が可愛くて可愛くて仕方ない。それが永きに渡って指導を続けている一番の理由です。
2013年3月
世田谷ラッキーズ 代表 桑原拓也